
空港[飛行場]
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空港とは
空の玄関口とも言われ、国内・海外問わず多くの人に日々利用されている空港。出張や帰省、旅行などで利用する方も多いのではないでしょうか。空港は国内のあらゆる地域、そして世界各地をつなぐ大切な施設。「成田国際空港」「関西国際空港」「中部国際空港(セントレア)」など、日本国内にも数多くの空港が存在しますが、空港の役割や設備は多岐にわたります。
そこで今回は、空港の役割や設備、日本の空港の分類と空港名に至るまでトータルにご紹介。普段何気なく利用している方も、実態を知ることにより、空港で過ごす時間がより楽しくなります。空港の魅力を再発見してみましょう。
目次
- 1. 空港と飛行場の違い
- 2. 空港の役割
- 2.1 飛行場としての役割
- 2.2 エアライン各社の拠点としての役割
- 2.3 商業スポットとしての役割
- 2.4 災害時の拠点としての役割
- 3. 空港の設備
- 3.1 離着陸のための設備
- 3.2 旅客・荷物積み下ろしの設備
- 3.3 待合室・ロビー・売店
- 3.4 整備設備
- 3.5 周辺空域
- 4. 日本の空港の分類と空港一覧
- 4.1 拠点空港
- 4.2 地方管理空港
- 4.3 共用空港
- 4.4 その他の空港
- 5. 空港検索ならホームメイト・リサーチの「ユキサキナビ」
- 6. まとめ
空港と飛行場の違い
空港と飛行場の違いについてご存知でしょうか。どちらも飛行機が離発着する施設というイメージがあると思いますが、法律上では明確に区別されているのです。空港は、空港法によって「公共の用に供する飛行場」と定義されています。つまり「飛行場」とは飛行機が離発着する施設の総称であり、その飛行場のうち、公共の用に供する施設を「空港」と区別しました。
しかし、この法律は「空港」という言葉を定義したに留まり、施設の名称に影響を与えません。そのため、1つの施設でも正式名称が「〇〇飛行場」、通称が「〇〇空港」というように複数の名称が存在する場合があります。
空港の役割
日本における空港の登録数は約100施設です。また、世界には約3,600の空港(※)が存在します。利用者の多様なニーズに対応するなかで、その役割や意義を広げる空港。そんな空港の主な役割は、以下の4つです。
※2017年(平成29年)9月時点。IATA(国際航空運送協会)の3ケタコードを持ち、かつ定期運航で使用される空港のみ
①飛行場としての役割
空港法で定義されているように、空港の最も基本的な役割は「飛行場としての役目」です。日本各地から海外まで、様々な目的地に向かう人々を乗せた旅客機の離着陸の場として、空港は欠かせない役目を担っています。また、空港は旅客機のみならず貨物機なども離着陸するため、国内外の物流にとってもなくてはならない存在。さらに国際空港の場合は、飛行場としての役割に付随して出入国の管理、検疫、税関の役割も担うこととなります。
②エアライン各社の拠点としての役割
空港内もしくはその周辺には、乗務員の訓練や整備のための施設、ケータリング会社の工場などが設置されているケースも少なくありません。このように空港は、エアライン各社の拠点としても機能しています。海外のエアライン会社では、空港と本社が隣接されている場合もあります。
③商業スポットとしての役割
各空港の設備拡充により、商業スポットやアミューズメント施設として注目を浴びるケースもあります。飲食店のみならず、各売店やショッピング施設がモールのように充実している空港や、展望風呂や宿泊施設まで用意されている空港もあるのです。
また、各空港では定期的に見学ツアーを実施。飛行機に乗らない多くの利用者も楽しませています。
④災害時の拠点としての役割
災害時、空港は救命救急活動の拠点としても機能。人員や緊急物資の空路輸送が可能なため、陸路が寸断されるケースなどでは大きな貢献が期待できるのです。この他、避難拠点として空港スペースを活用することも考えられます。
空港の設備
空港は、航空機の離着陸や旅客・荷物の積み下ろしの他、利用者の快適さに配慮した各種施設など、様々な設備を有しています。
離着陸のための設備
離着陸に必要な設備は滑走路だけではありません。滑走路を含む様々な設備があってはじめて、航空機の安全な離着陸が可能となるのです。
誘導路 | 航空機が駐機する駐機場(エプロン/スポット)と滑走路を移動するための航空機用通路。 |
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滑走路 | コンクリートもしくはアスファルトで舗装された路。航空機が地上滑走して離着陸する上で欠かせない路面です。空港によって滑走路の幅、長さ、そして本数などは様々ですが、滑走路の長さによって発着できる機種が変わります。大型旅客機の離着陸には、幅が広くて長い滑走路が必要です。 なお、日本最長の滑走路は、成田空港のA滑走路と関西国際空港のB滑走路。ともに4,000mあります。 |
オーバーランエリア | 滑走路の両端に設けられたエリア。航空機が着陸の際滑走路の末端でも止まらないことなどを想定し、設置されています。 |
着陸帯 | 滑走路の周りに設けられたエリア。オーバーランエリアと同様に、航空機の安全な離着陸のために設けられました。具体的には、着陸復行や着陸時に機体が滑走路から逸れることを想定した平坦なエリアです。滑走路両端より60mずつ長く、幅は300m以上、または150m以上の部分を指します。 |
航空灯火 | 投光によって航空機の航空を助けるための設備。滑走路やその周辺に設置されており、滑走路への最終進入経路を示す進入灯、飛行機に進入経路を知らせる連鎖式閃光灯、滑走路の末端にある滑走路末端灯、滑走路の範囲を表す滑走路灯などがあります。 |
着陸誘導施設 | 航空機の安全な着陸をサポートする施設。地上からパイロットへ無線電話をして誘導・着陸させる施設と、航空機自身が光や電波を受信して滑走路へ着陸する施設があります。 |
レーダー | 航空機の動きを把握する設備。その種類は様々で、空港監視レーダーと精測進入レーダーは、航空機を地上から誘導して着陸させる場合に用いられます。空港監視レーダーは、管制塔に設置されたモニターに探知した航空機の方向・距離を映し出すことが可能です。また、精測進入レーダーは、航空機の進入コース・進入角などの測定ができます。 |
管制塔 | 航空機の円滑な運行を支える施設。空港の敷地における見通しの良いエリアに設けられることから、コントロールタワーとも呼ばれていて、航空機への離着陸許可、さらに着陸した航空機への経路指示、許可、伝達などを担います。 なお離着陸が多い空港の場合は、「ターミナル管制所」を設置。これはレーダーで飛行機を監視する施設です。 |
旅客・荷物積み下ろしの設備
